『信頼』
ネットニュースの見出しに記事の内容からはとても理解できないセンセーショナルな見出しを付けて、PV数を稼ぐ…PV数は稼げても信頼を失う…信頼を切り売りしないと生き残れない悩ましい状況の媒体…受け手がリテラシーを高めないといけない時代。現場に赴く堀潤さん野田草履さんは信頼に値◎— 田村淳 (@atsushilonboo) January 22, 2019
ネットニュースについてロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがTwitterでこのように言及していました。
どの記事について発言したのかはわかりませんが、この発言には僕も考えさせられます。
この記事の目次
センセーショナルな見出し
「ネットニュースの見出しに記事の内容からはとても理解できないセンセーショナルな見出し」
とは一体どのような事でしょうか?
僕は検索サイトはGoogleを使っていますが、ニュースなどを見るときはYahoo!ニュースを利用しています。
Yahoo!ニュースには、たくさんの出版社・メディア・ライターの記事が溢れています。
話題のニュースは色んなところが取り上げますが、スポーツが得意な出版社・芸能が得意な出版社など得意分野が分かれていると思います。
その中で僕がセンセーショナルな見出しを感じるのは「芸能ニュース」です。
芸能人の方は、目立たぬより目立つ方が良いとは思いますし、芸能人のネームバリューで世の中の注目度は変わると思います。
誰かの結婚報告や出産報告などは僕も喜ばしいニュースだと思います。
しかし、多くのライターの記事はバラエティー番組の一部のコメントを切り取った悪意あるタイトルや内容に書き換えられていると感じます。
記事に取り上げられたバラエティー番組を見ていたからそのタイトルがあの番組のことかと分かるものの、初めて見た方はタイトルや内容をそのまま受け入れて間違った認識で落とし込んでしまう可能性があります。
特に芸能ニュースの場合はタイトルがセンセーショナル、いわゆる「釣り」と呼ばれるタイトルが多くあると感じます。
例えば「芸人が笑いを取るために言ったツッコミ」があたかも暴言を放ったように切り取られたり、「朝の情報番組でのコメント」が一部だけを切り取り受け手の印象操作をするようなタイトルにしていると感じます。

PV数より大切なのは『信頼』
田村淳さんは「センセーショナルな見出しを付けてPV数を稼ぐ…PV数は稼げても信頼を失う」と言っています。
ブログなどのライターをしている方は、読み手に『信頼』を与えられる事がこの世界で生き残っていける一番重要な事だと僕は思っています。
読んでもらうためには「タイトルが大切」、これは本当にそうです。読みたいと思わせるタイトルを考えられないとこの世界ではやっていくのは難しいです。
しかしタイトルと記事内容が全く別物だったら?
記事を読まないだけならまだマシですが、この人の記事もしくはブログは信頼出来ない、だからもう二度と読まないという印象を与えることになってしまいます。
タイトルで釣るだけ釣って、PV数だけを増やして信頼を失う記事を発信する事が本当にやりたい事でしょうか?
違いますよね。
自分のブログの読者(=ファン)を増やして、色んな記事を読んで欲しいですし友人に紹介してもらったりTwitterで発信してもらったりしたいですよね。
僕たちブロガーやアフィリエイターは読まれなくなったら終わりです。信頼を失ったら取り戻すのは難しい。
だからこそ信頼される記事を書いて読者を増やしていく事が、生き残っていける術です。
受け手のリテラシー不足
受け手がリテラシーを高めないといけない時代
リテラシーとは、簡単に言うと「知識力や判断力」です。
情報に踊らされず、自分で取捨選択が出来るかどうかを問われます。
受け手はいつまでも他人に情報を貰い続けるのではなく、自分の知識力を上げて正しい情報だけを選択しいらない情報を切り捨てる事が出来るようにならなければなりません。
受け手=読み手 です。
今は情報で溢れている時代ですので、読み手もリテラシーが高くなってきています。
自分のブログが読み手に選ばれファンになってもらうのは、非常に大変です。
しかし『信頼』を与え続ける事ができれば、「この人のブログは信頼できる」という『信頼』を手にする事ができます。
リテラシーの高い読み手にも信頼される記事を発信していく事が大切です!
信頼は数字に表れる
分かりやすい例えで言うと、SNSのフォロワー数は分かりやすいです。
例えばTwitterのフォロワー数が100人よりも1,000人いる人の方が発言に説得力が増しますよね。
相手に信用してもらうには根拠が必要です。数字で表せられる根拠は説得力が強く信用してもらいやすくなります。
フォロワーをお金で買ってはいけない!
SNSのフォロワーを売る業者っているんですよね。フォロワーの数を増やしたく買っちゃう人いるんですけど、それは絶対辞めた方がいいです。
Twitterのフォロワー数が5,000人いる人のツイートが「いいね1つ」だったらその人の言っていることって信じられますか?
信じられないですよね。
SNSを利用しているユーザーもリテラシーを高めなければなりません。
・発信者は信用出来るのか
・フォロワーは本物か
・発言に根拠はあるか
などなど、ユーザーもただ受け入れるだけでなく、疑い見極める事が出来るようになっていかなければなりません。
こんな事言わなくてもSNSに関してはユーザーもリテラシーが高くなっています。
「フォロワー買い」をしているかどうかは見極められると思いますし、こんな事で信用を手に入れられるなんて思ってはいけませんね。
数字以外で信頼を得る方法
数字以外で読者から信頼を得る方法はいくつかあります。
・写真を載せる
・自分の体験談を紹介する
・専門用語で説明する
写真を載せる
写真を載せることは記事内容に信頼度が大幅に増します。
ポイントは、オリジナル写真(自分で撮影した写真)を掲載することです!
フリー画像とかではなく自分で撮った写真です。
オリジナル写真を掲載することはSEO的にも評価が高いとされています。
常に写真を撮ることを習慣付けると、ふと思い出して記事を書いた時にもオリジナル写真を掲載する事ができますね。
自分の体験談を紹介する
体験談は、オリジナル写真と合わせて載せる事でとても効果的になります。
写真がなくても例えば、「転職活動」や「成功・失敗談」などの体験談を知りたい方はたくさんいます。
自分の体験談は完全オリジナルな記事になりますので、信頼されやすくなります。
専門用語で説明する
専門的知識のある人は、それだけで信頼されます。
ある程度、専門用語を記事内で使うことで「この人は〇〇に詳しい人なんだ」というような信頼を得ることが出来ます。
まとめ
今回はロンブーの田村淳さんが、Twitterで発言した件について、記事を書いて発信する側として考えてみました。
書いた記事はもちろんたくさんの人に読んでほしいです。
その為に興味を持たせるタイトルや記事の内容を一生懸命考えています。
ですが、PV数を増やす為だけのタイトルで釣ることに果たして何の意味があるのでしょうか。
読み手に信頼してもらう事がお互いに本当の喜びに繋がるのではないでしょうか。
読者(=ファン)を増やしていく書き手になりたいですね!