ブログの記事タイトルってとても大切なんです。
例えば、料理のレシピ本を買いに本屋に行ったとします。
そこに2冊の本がありました。
A「10分で作れる本格和食料理のシンプル調理術」
B「私が作ってみて簡単だった和食料理」
皆さんはAとBどちらの本を手に取りますか?
恐らくAの「10分で作れる本格和食料理のシンプル調理術」を手に取る方が多いですよね。
それはなぜか。。。
今回はブログの記事タイトルの重要性と読まれるタイトルをご紹介していきます。
この記事の目次
誰に向けての記事なのかを考える
本のタイトルと同じでブログの記事タイトルは非常に大切です。
本のタイトルがつまらなそうだったら手にも取ろうとしないですよね。
それと同じで、読者はタイトルを見て読むか読まないかを考えます。
記事の内容がどんなに良くてもタイトルが良くなければ誰も内容を読んでくれません。
読者を想定して記事を書くことが大切ですが、それと同じで読者に読みたいと思わせるタイトルにします。
A「10分で作れる本格和食料理のシンプル調理術」からわかること
例えば先ほど例に挙げたAのタイトル
「10分で作れる本格和食料理のシンプル調理術」
ですが、どんな人に向けたタイトルでしょうか。下にポイントをまとめました。
ポイントはキーワードを区切ることです!
・10分で作れる⇒時間のない方・時短したい方
・本格和食料理⇒和食好き・本気で料理がしたい・美味しく作りたい
・シンプル調理術⇒簡単に作りたい・料理初心者向け
このタイトルは「料理にあまり時間を掛けずに簡単に美味しい和食が作りたい」方に向けたタイトルだということがわかりますよね!
B「私が作ってみて簡単だった和食料理」からわかること
結論から言うとBの「私が作ってみて簡単だった和食料理」は何を伝えたいのか、誰に向けた記事なのか、それがよくわからないですよね。
「私」が有名人だった場合はその人のブログには多くの読者がいる為、このタイトルでも良いと思います。有名でもない一般の人はネームバリューがありませんので、このタイトルに魅力は感じないですよね。
「簡単だった和食料理」も発信者側の料理レベルが分からないので、親近感がわかないですよね。
この記事を読んで何を得られるのか。それがわかる情報がタイトルに少なすぎるので、良いタイトルだとは言えないことになります。
【役に立つ】ということが一目で分かることが大切
記事の内容を見る前にタイトルでこの記事を読むかどうかをユーザーの方は考えますよね。
ネット上には無数の記事がある中で自分の記事をクリックされて初めて読者になるわけです。
では、ネット上の無数の記事がある中で自分の記事を読んでもらう為には、「このタイトルなら役に立つ情報が載っているかも」と思わせなければならないですよね。
そこで「一目でわかるタイトル」を考えなくてはなりません。
インターネットで検索をするってどういうことか
当たり前のようにスマホやパソコンを使ってGoogleやYahoo!で検索をしていますが、改めてインターネットで検索するということを考えてみましょう。
なぜ検索をするのか
検索をする理由、それは「自分の知らないことを知りたい」「今抱えている問題を解決したい」ということが検索をするという行動に繋がるわけです。
なので、記事のタイトルだけで「知りたいことがわかりそうだ」「問題が解決しそうだ」のように、読めば自分の役に立つと思わせることが出来なければ、あなたの記事がクリックしてもらえないのです。
「〇〇初心者におすすめ」や「〇〇まとめ5選」など、タイトルでよく見ると思います。
これは、対象者を絞った発信をしたり、「まとめ」などは読み手が一度に複数の情報を手に入れたい時に有効です。
タイトルに具体的な数字を入れよう
広告や本のタイトルに数字を入れるだけで、読まれる数や売上が上がると言われています。
また、数字は記事内容に根拠をもたらす為、「説得力」が増します。
タイトルにどんな数字を入れるのが良いか。
・「1分で読める自己紹介」
・「アクセスが上がるたった3つのステップ」
・「Googleアドセンスを貼る5つの注意点」
・「ワードプレスおすすめプラグインまとめ10選」
・「SEO上位に表示されるための4つの法則」
参考に挙げたように数字をタイトルに入れるだけで、ユーザーへの届き方は大きく変わります。
「簡単そう」「これなら自分にもできるかも」「やってみよう」「数があり過ぎて分からないから一目比べられる!」というように読みたいと思わせる事ができます!
少しレベルを上げるなら・・・
・1週間で体重−2kg!彼氏と旅行前の駆け込みダイエット方法
・カラオケの点数90点越え!たった3ヶ月で出来るボイストレーニング6つのステップ
このように、「現実的に出来そうな数字」や「自分でも出来るかも!」と思わせるようなタイトルの書き方になっていると、とりあえずクリックして見てみようと思いたくなりますよね。
タイトルと記事の内容が一致している
読者は記事のタイトルを見て初めて内容を見ます。
タイトルに惹かれて、この記事なら悩みが解決できそうだと思ってクリックしたのに、
「知りたい事はこれじゃない」「全然関係ない事が書いてある」「情報が極端に少ない」などこのような経験をしたことは誰でもありますよね。
あなたの記事内容もこのようになってはいけません!
ネット上には他にもたくさんの記事がありますので、すぐに別の記事を見に行ってしまいます。
また、SEO的にも評価が良くないとされています。
釣りタイトルや煽りすぎは良くありませんので、過剰表現などはほどほどにしましょう!
読者目線の言葉を選ぶ
読者がどんな言葉を使って検索するか、どんな言葉を使うのが読者に違和感なく伝える事ができるのか。
読者目線に立って発信していく事でより選ばれやすく、記事を読んでもらえる確率が高くなります。
例えば、
Apple社の「Mac」に関する記事を書いた時にわざわざ「Macintosh」という単語を使う人はいないですよね。
検索してくるユーザーも「Mac」もしくは「マック」と検索しますよね。
ターゲットにしている想定読者が使わないような単語・用語をタイトルに入れてしまうと見慣れないため敬遠されています。
インパクトのあるキラーワードを使う
時には短くてインパクトのあるキラーワードを使うと効果的です!
例えば、『バカでもわかる!』『スティーブ・ジョブズに学ぶ!』『要注意!?』などを使うことで、読者の興味を強く惹く事が出来ます。
『スティーブ・ジョブズ』は誰もが知っているApple社の創設者でiPhoneの生みの親です。
彼がすごい人というイメージは誰もが認識していると思います。ですが、何となく「難しいことを言ってそう」や「英語が読めない」でも「スティーブ・ジョブズの考え方を学びたい」という人たちは多いのではないでしょうか。
そういう人にとっては、『スティーブ・ジョブズに学ぶ!』というタイトルからは、スティーブ・ジョブズの考え方を日本語で学ぶことが出来るので記事を読みたいと思うわけです。
まとめ
・誰に向けての記事なのか
・「役に立つ」という事が一目でわかる事が大切
・具体的な数字を入れる
・タイトルと記事の内容が一致している
・読者目線で言葉を選ぶ
・インパクトのあるキラーワードを使う
大切なことは読者の役に立つ記事を提供することです。
読者がこの記事を読んで良かったと思ってもらうために、タイトルを工夫し記事の構成や内容を考えて発信します。
大変ですけど、だから読んでもらった時やSEOで上位表示された時に喜びが大きいわけです!
